SG 酸化アルミニウム研磨材 F36 F46 ゾルゲル法
ゾルゲル法によるSG酸化アルミニウム研磨材F36 F46の導入
ゾルゲル法による SG 酸化アルミニウム研磨剤グリット F36 F46 は、従来の溶融アルミナとはまったく異なる新しいタイプの研磨粒子です。ゾルゲルはセラミックアルミナ粒子とも呼ばれ、ゾルゲルプロセスによって製造されます。
α-Al2O3 マイクロ結晶は、Al2O3 H2O マイクロパウダーと水の混合原料にシードとして常に追加されます。こうすることで、結晶は焼成時にさらにコンパクトになり、固体のゾルゲル粒子が得られます。ゾルゲル結晶を小さな α-Al2O3 結晶サイズにするには、焼成と焼結のプロセスが非常に重要です。
ゾルゲル法によるSG酸化アルミニウム研磨材F36 F46の特徴
1. 結晶サイズが約 100 ~ 150 nm と小さく、ジルコニア アルミナよりもさらに小さくなっています。また、通常の溶融アルミナ粒子の 100 分の 1 のサイズです。そのため、研磨ホイールの寿命が通常のホイールよりも数倍長くなります。
2. 優れた自己研磨性能。ゾルゲル粒子は、研磨後に新しい研削刃を得ます。刃は、結晶全体ではなく、単一の粒子結晶から得られます。これにより、粒子は通常の溶融アルミナよりもはるかに鋭くなります。
3. ゾルゲルアルミナの微細硬度は約 1900 ~ 2400 kg/cm2 で、ジルコニアアルミナよりも高いため、ゾルゲルアルミナを使用すると、ニッケルクロム合金やニッケルチタン合金などの特殊な硬質金属の研削や切断が容易になります。
4. 粗さは通常の溶融アルミナの 2 倍で、ジルコニアアルミナよりもさらに高くなります。
5. 低温研削は、ゾルゲルアルミナ砥粒のもう一つの重要な特性です。これにより、研削および切断中に多くの熱が回避され、ワークピースの表面が傷つくことはありません。
6. 小さな研削刃と鋭い研削により、ワークピースの小さなひび割れを回避できます。
ゾルゲル法によるSG酸化アルミニウム研磨材F36 F46の物理的特性
商品名 | SGブルーセラミックアルミナ研磨材 |
方法 | ゾルゲル |
真の密度 | ≥3.90 g/cm³ |
Hv硬度 | 2100-2200(khf/mm3) |
色 | 青 |
結晶サイズ | 100-150nm |
粗さ | 65% |
ゾルゲル法によるSG酸化アルミニウム研磨材F36 F46の化学組成
AL2O3 | 94-96% |
Y2O3 | 1~2% |
La2O3+NdO2 | 2~3% |
ゾルゲル法によるSG酸化アルミニウム研磨材F36 F46の用途
ゾルゲルアルミナ研磨粒子は、研磨工具を作るために常に他の研磨粒子と混合されます。
1. ダイヤモンド切断ホイール。
2. ダイヤモンドビトリファイド歯車研削ホイール。
3. 高級樹脂製骨組み砥石。
4. 高性能ビトリファイドボンド研削砥石。
5. センターレス研削ホイール。
6.高レベルの切断ディスク。
7. 高レベルの研磨材コーティング。
ゾルゲル法によるSG酸化アルミニウム研磨材F36 F46の嵩密度
粒度指定 | 平均直径(μm) | 嵩密度(g/cm3) |
F16 | 1230 | 1.76-2.00 |
F20 | 1040 | 1.78-2.02 |
F22 | 885 | 1.78-2.02 |
F24 | 745 | 1.78-2.00 |
F30 | 625 | 1.77-2.00 |
F36 | 525 | 1.79-1.99 |
F40 | 438 | 1.75-1.96 |
F46 | 370 | 1.73-1.93 |
F54 | 310 | 1.76-1.95 |
F60 | 260 | 1.72-1.94 |
F70 | 218 | 1.70-1.92 |
F80 | 185 | 1.67-1.87 |
F90 | 154 | 1.65-1.86 |
F100 | 129 | 1.64-1.84 |
F120 | 109 | 1.63-1.82 |
F150 | 82 | 1.62-1.82 |
F180 | 69 | 1.60-1.80 |